リレー小説TLその頃おばあさんはについて

リレー小説TLでお爺さんが芝刈りに行っている間のお婆さんのお話です
突飛な展開にしてもOK

special thanks
「リレー小説TL」
https://ywaai.com/t/de73zr9s5

タイムラインへの参加が必要です

このスレッドの会話に参加(返信)するには、 スレッドが所属するタイムライン
リレー小説TLその頃おばあさんは
に参加する必要があります。

GkX3mz スレ主 11月21日
「どなたかな?」 「た、助けてください!」 切羽詰まった声に思わず戸を開くと、足元に丸くてふわふわしたものが それは、たぬきでした よく見るとあちこち青や赤いアザをこしらえています 「なんだ、たぬきか。大方タヌキ汁にでもされかかったのを逃げ出してきたんだろう?」 そう言いながら、おばあさんはフンと鼻を鳴らしてみせました 「そ、そうなんです! お願いですから助けてください!!」 その場で深々と頭を下げて懇願しました 「うーむ、助けてやらんこともない」 「え?! 本当ですか!」 おばあさんはニヤリと笑うと、 「わしのことを『親方』と呼べ」 「は、はい親方」 たぬきは分からずながらもおばあさんを親方と呼びました おばあさんはうんうんと頷き、家の中に入れてやります 「お前は今日からわしの手下だぞ。まずはこの粥の番をせい」 たぬきを粥の入った鍋の前に連れて行ってそう言いました 「はい! 何でもやらせていただきます」 たぬきはニコニコしながらお粥をかき混ぜ始めました
ダークモード