リレー小説TLその頃おばあさんはについて

リレー小説TLでお爺さんが芝刈りに行っている間のお婆さんのお話です
突飛な展開にしてもOK

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リレー小説TLその頃おばあさんは
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nuUVqX スレ主 11月22日
「…ちっ」 舌打ちとともにたぬきは姿を変えました その姿は先程の異形の者の姿です 「なんだいお前は。さっきの鬼公じゃないか。とっとと消え失せたんじゃなかったのかい。そんなにこの婆を見くびっているのか」 「ふん…、婆1人じゃ危なかろうと姿を変えて戻ってやったというのに、なんて口の利き方だ」 素直じゃない鬼はつい、減らず口を叩いてしまいます 「その割にはタヌキ汁にされかかっていたじゃないかね。笑わせんじゃないよ」 おばあさんにニヤニヤしながらそう言われ、鬼はぐうの音も出ないようでした 「さて、と。わしも暇じゃない、川へ行って魚を釣りに行こうかね。じいさんの夕飯のおかずをこしらえてやらにゃならんでな」 「おい婆、日も暮れてきたのに川へ行くのか」 鬼は少し心配しながら言いましたが、 「わしはそんなやわじゃない。ほれ」 おばあさんの懐には玄人顔負けの暗器が 「…くえない婆め」 「ふふん、昔取った杵柄じゃ。お前はたぬきに化けて粥の番をしておれ」 釣り道具を片手に、おばあさんは家を出て川へと向かいました
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