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リレー小説TLについて

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n9cwoi スレ主 11月21日
「おい爺」 背後から呼びかけられたおじいさんは、心臓が口から飛び出るほど驚きました 振り返ると、角の生えた異形の者が腕組をして見下ろしています 「お、お前どうして…!」 「まったく、お前の女房をどうにかしろ。危うく俺様の左手が焼かれるところだったではないか」 「は、はい?」 おじいさんにはなんの事だか皆目見当もつかないので、変な声が出てしまいました 異形の者は、おじいさんの首根っこをつまみ、 「まったく夫婦揃って恩を仇で返すような真似をする。いいか、いつかお前らを喰らってやるから肝に銘じておけ!」 ポイッとその場におじいさんを投げ捨てました 「ヒィィィ!! ば、ばあさんや〜」 おじいさんは一目散に我が家にかけていきました 「…おい」 異形の者の低い声に木の木陰からびくりと姿を現したのは、昼間の山賊でした 「え、あの…」 「いいか、俺様を差し置いて爺と婆に手を出したら、貴様を八つ裂きにしてくれるわ!! 分かったらさっさと消え失せろ!!」 「命だけはお助けをーーー!!!」 そう叫びながら、山賊は脱兎のごとく森の中へと消えていきました 「……大事な俺の獲物だからな。ありがたく思うがいいぞ」 なんやかんや言っても、異形の者はおじいさんとおばあさんが好きなのでした 「ばばばばあさんやっ、たたたただいまっ」 さて、這う這うの体で我が家と帰ったおじいさんでしたが、どうも家の様子がおかしいのです
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